しあわせを呼ぶ果実アセロラ。その命ありがとう。
この世はなんと未知のものにあふれていることだろう。
70年という気の遠くなるような歳月を生きてなお、未知のものに出逢った衝撃に気づかされたとき、そんな、あたりまえのことを改めて思う。
それがコインの表(おもて)、凶ではなく吉であればなおのこと。
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きのう、娘たちからアセロラという果実のおすそわけがあった。口に合うかどうかということで、ほんの数粒を。
沖縄本島南部に住まわれているYさんという方が自家栽培されたものをくださったもので、娘たちも私も初めて見る果実だった。
アセロラドリンクというのは聞いたことがあるが、アセロラの果実そのものは見たことはなかった。
恐る恐る袋をあけるとつよくて甘酸っぱい匂いがした。採り立てのりんごのような。
小さな小さな赤い果実。
ひと粒口に含んでみた。
甘酸っぱくてさわやかな味が口いっぱいにひろがった。
ふた粒、み粒、小さな粒の汁を吸い取るようにいただいた。
なんともいえない幸せな気分がした。
日差しのつよい地方にしかできないというアセロラ。
その日差しに負けないだけのビタミンとポリフェノールを他の果実にはないほどたくさん持っているという。
そんな果実から、なにか知らない心地よさがカラダいっぱいに感じられる。
神さまの贈り物。
そんなことまで思ってしまった赤い果実。そこに宿る小さなチカラ。
その命、ありがとう。残りの数粒。大切にいただきますね。
くださったYさんにもお礼をいいます。
元気をいただきました。ありがとうございました。
☆ アセロラ : キントラノオ科の植物。西インド諸島、南アメリカ北部から中央アメリカが原産とされる常緑低木で、赤色の果皮でサクランボに似た果実。他の果実に較べ、カラダにやさしい圧倒的な量のビタミンCとポリフェノールを持っている。国内では沖縄だけで作られているもので、値段も高価で貴重とされる(ウィキペディア=フリー百科事典から一部抜粋)。 生でいただくほか、ジュースにしてさまざまな料理に。
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☆ さくらんぼに似た赤い実のなんという愛らしさ!!
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